花粉症を初期療法で軽くしましょう

症状を和らげるためにも、初期療法で早めに花粉症対策を始めましょう。

初期療法とは

花粉が飛びはじめる前、もしくは症状が軽いうちに治療を始めることを初期療法 といいます。
初期療法をおこなうと、症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くしたりできる可能性があります。

初期治療

スギ花粉症に対する鼻噴霧用ステロイド薬を用いた初期療法

当院では昨年よりスギ花粉症に対する鼻噴霧用ステロイド薬を用いた初期療法に重点をおいて治療を行なっております。そしてとても良い感触を得ています。

点鼻薬は内服薬よりも効果的であり、「続けて使用することで効果があるものであり、症状が強く出ている時だけ使用してもあまり効果が感じられない」という特徴があります。
早めの使用開始でスギ花粉シーズンをより楽に過ごしましょう。

初期治療

初期療法の開始時期と治療法の組み合わせ

初期治療

この図は「ステロイド点鼻薬を花粉飛散前から連日使用していた例」、
「途中からステロイド点鼻を使用した例」、「使用してない例」の違いです。

結果としては「ステロイド点鼻薬を花粉飛散前から連日使用していた例」が一番症状を弱く抑えられ、「途中からステロイド点鼻を使用した例」でも改善は見られますが、「ステロイド点鼻薬を花粉飛散前から連日使用していた例」ほど楽にはなりません。

ステロイド点鼻薬を花粉飛散前から連日使用していた場合でも大量飛散の時に症状が多少出ることがありますが、その場合はつらい時だけ抗ヒスタミン剤を頓服するといいでしょう。

組み合わせて使用することで、内服薬の副作用である眠気・口の渇きの心配が減ったり、経済的にも効果が期待できます。

来春に向けての予防治療

当院では舌下免疫療法とステロイド点鼻薬治療を同時に行なっており、治療を行なっている方々には「ほとんど症状がない」と大変ご満足いただいております。

また、5月1日よりスギ花粉症の舌下免疫療法「シダキュア」の処方制限が解除されますので、今まで14日間に1度来院いただく必要があったのですが、1ヶ月処方が可能となります。
そして6月1日からスギ舌下免疫療法が再開されるので来春に向けての予防治療が開始となります。

あなたの症状も初期療法で軽くしましょう

花粉症の症状が出る前から、お薬による花粉症の初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。

また、初期療法は早期に症状を改善させることもでき、結果として、処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。

初期治療